七夕の日 愛犬逝く

七夕の日 愛犬逝く



今日、我が家の愛犬マリン(ゴールデン♀)が逝きました。享年12歳でした。まずまず、長生きしてくれました。一昨年から、皮膚ガン、卵巣膿腫、顔ダニと立て続けに大病を患い、とうとう今年の夏の初めになって、原因不明の皮膚のただれが全身に広がり始めました。ゴールデンレトリーバー特有の「原因不明の病気」ということで、獣医さんからは、「一応の覚悟」が必要だと告げられました。希望は捨ててはいませんでしたが、皮膚が破れ、血が吹き出てくる部分が、だんだん広がってきて、熱も上がってくるのを見て、家族で話し合い、「安楽死」を選択しました。一生懸命、自分で痛んだ体を舐める姿を見て、「生きる意思」を感じ、胸が苦しくなりましたが、これ以上苦しませたくないという気持ちが勝りました。人間の勝手な判断であることは承知しています。でもやはり、家族の一員が、痛みに苦しむ姿は見るに忍びなかったのです。最後まで、自然に命の炎が消えるまで生きさせてあげたい気持ちでしたが、獣医さんから 「この子は心臓が強いから、苦しむ時間が長いです。判断は間違ってないですよ」 という言葉に慰められた次第です。診察台のマリンは、不安そうな顔つきでしたが、撫でてあげると、ふっと安心したような瞳で見つめてくれました。先生が注射器で薬を送り、呼吸がゆっくりと浅くなり、やがてそうっと心臓が動きを止めました。恥ずかしながら、大人になって初めて声を出して泣いてしまいました。楽になったんだ、苦しみから解放されたんだ、もう痛くないんだと信じるしかありませんでした。マリンさん、長いようで短かった12年だったけど、たくさん楽しませてくれて、笑わせてくれて、叱らせてくれて、困らせてくれて、、、、、いっぱい愛してくれてありがとう。今頃、首輪の無い世界で元気に走り回っているだろうね。またいつか、一緒に走ろうね。そして、僕ら家族を見守っていてください。
                                       合掌


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この記事へのコメント
お悔やみ申し上げます。
マリンちゃん、そうですか。。。。
でも、最後の最後まで
ももさんのことを信頼して
診察台で見つめてくれたんだと
思うので、ももさんの判断は
間違っていないと私も思います。
。。。。もらい泣き中。。。。
Posted by きねこ at 2009年07月08日 09:29
マリンちゃんへ

がんばったね。ごくろうさまでした。
虹の橋を渡ったら、先に逝った、我が家の
龍とまっくすに、迎えてくれるように頼んで
おきました。迷わず、まっすぐに行くんだよ。
まりもとアレンを遊んでくれてありがとう。
            
                    合掌

モモ家族さま

2006年6月14日(水)にパピヨンの龍を亡くしました。1歳と4ヶ月でした。ちょうど、まりもたちと同じです。

龍は色々と事情があり、生後5ヶ月の時からずっと肝不全で腹水が溜まり闘病生活を送ってきました。我が家で生まれ、毎日ずっと一緒にいたので、かわいくてかわいくて・・・

しかし、悲しい事に龍の最後は
私が決めました。

お水も飲めない、歩けない、おしっこも
出ない、そして家族の事も判らなくり、
のけぞりながら苦んでいる・・・

私は泣き泣き獣医さんに決断を話しました。
獣医さんは「決断は苦しかったね。そのほうが龍のために絶対いいだろう」と言ってくださいました。

私は自分で龍をこの世に誕生させ、病気に勝つ様にできる事はなんでもして、
余命一ヶ月を一年近く引き伸ばし、一緒にがんばってきたのに、龍の最後を自分で決断しなければならないなんて 
悲しすぎました・・・

人間の力の限界、医学の限界、
今でもくやしくてたまりません・・・ 

まっくすも、6年間、アレルギーで苦しみました。

柴犬の色が残っていたのは 頭のてっぺんと背中の部分だけ・・・

まっくすの、最後の決断も家族。
毎日、一日中休む暇なく痛みとかゆみで
悲鳴をあげていました。それでもなんとかできないかと、主人だけがずっと、決断を
ためらっていました。

やっとの思いの決断の日。
獣医さんで主人も声をだして泣きました。
まっくすの皮膚が硬くなりすぎて、注射の針も刺さらなかったのです。
決断が遅すぎた結果でした。時間がかかり、逝くこともできない状態。主人は決断が遅かった事を後悔した涙でした。
彼の顔はかゆくて、辛い毎日から開放され、
見た事のない、穏やかな寝顔でした。


私の決断をゆるせないと言われる人もいました。

でも、愛情ゆえの決断だと、きっと経験した人はわかってくれるはず。

こんなに辛い決断は無い・・・
Posted by ロミママ at 2009年07月08日 21:25
こんばんは…
心よりお悔やみ申し上げます。
つらい決断でしたね。
12年もの間 愛情を注いでもらったことを
絶対にわかってくれているはずです。
なかなか伝える言葉がみつからないのですが
1日も早く家族の皆様の元気がもどることを願っています。
Posted by shell at 2009年07月08日 23:22
つらいことですが、ただただ受け入れるしかないでしょうか。

私の私淑する数学者岡潔(おかきよし)のことばに、
「人は本当は不死である これを知らないで
説明出来るものは一つもないのである」
と言うのがあります。
高校生のときに知ったことばですが、
最近、なんとなく分かる気がしてます。
そして、人だけでなく生物すべてに言える
ことと思います。

失礼しました。
Posted by ヒロさん at 2009年07月10日 10:12
ももママさん こんちです

しばらくブログを開いていない間に悲しい出来事があったんですね
私も記事を読みながらいずれくるであろうへとちゃんとドンちゃんとトディ君のことを考えちゃいました
いつかは人間もわんこも生きているものには訪れることですが実際にその場にいると悲しみが止まらないですね
でも、きっとマリンちゃんは天国でももファミリーのことを見守っていますよ
頑張ってくださいね
Posted by へと at 2009年07月13日 10:31
お悔やみ申し上げます。
辛い選択でしたね。きっとマリンちゃんは
虹の橋を元気に渡りあちらから笑顔でもも一家を見守っているんでしょうね。

たくさんの愛情をうけて幸せを一杯持って旅立ったマリンちゃん。
ご冥福をお祈り申し上げます。

そして一日も早くもも一家様に元気が笑顔が訪れますように。。。。
Posted by こたろうママ at 2009年07月14日 15:48
     >きねこさん
    >ロミママさん
    >shellさん 
    >ヒロさん
    >へとさん
    >こたろうママさん

コメントありがとうございます。

返事がずいぶん遅くなってしまい申し訳ありません。

みなさんの言葉に励まされ、元気をいただきました。
ほんとに、ありがとうございます。


我が家にはまだ5匹のワンコがいます。
毎日お散歩にでかけます。

いつもの公園でマリンも5匹と一緒に元気に
走り回ってると思います。
Posted by ももママ at 2009年07月14日 19:17
ももママ気持ちは落ち着きましたか

なんて書いていいか
判らなかった、
寂しいけどマリンが楽になるなら
しょうがないです。
Posted by 亀乃介さん亀乃介さん at 2009年07月16日 06:53
>亀乃介さん こんにちは^^

お気遣いありがとうございます。

マリンのことを考えるとまた涙がでてしまいます。。。

マリンは犬なのに、ペットなのに私たち家族にとって
こんなに大きな存在だったなんて
いなくなって気づかされました。


先日マリンの小屋を片付けました。
Posted by ももママ at 2009年07月16日 17:30
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